この商店街は、アーケードの長さが2.7Kmにおよび、日本一長いアーケードということで、中央付近にある丸天井には、しばらく上を見上げてしまう。
アーケードは、デザイン感覚に溢れた、モダンな柱で支えられている。
何の予定も無く、商店街をぶらぶらして、味の樹、という雰囲気のある、小料理屋ののれんをくぐった。
この店は、瀬戸内海で穫れた魚をメインに出しているという。この店は大当たりだった。
最初に頼んだのは、カワハギのお造り。真ん中には、肝も盛られていた。カワハギの肝ははじめて食べたが、以外とあっさりとした、淡白な味だった。
続いては、オコゼのお造り。オコゼの尾頭付き。オコゼは生命力が強く、こちらが食べているときも、まだ口をパクパクさせていた。ごめんよ、オコゼちゃん!
オコゼのお造りは、コリコリしていて、その歯ごたえが心地よい。
メインは、アワビのバター焼き。これは美味しかった!
文字通り、潮の香りがして、口当たりは、アワビながら、実に柔らかい。こんなに柔らかいアワビを食べたのは、生まれて初めてで、軽い感動すら覚えた。
瀬戸内海では、こうしたカワハギ、オコゼ、アワビなどの他、500種類ほどの海産物が穫れるという。かつては、コクジラ、セミクジラなどの小型のクジラの一大生息地だった。
瀬戸内海は、潮の干満差が大きく、そのため、潮流の流れが早い。これが、海の底の方に住む多くのプランクトンを、上方に押上げ、それが多くの生き物のエサになっている。
これからも、ずっと、そうした豊かな海の幸をもたらす、今のままの瀬戸内海であって欲しいと、おいしい料理をいただきながら、心から願わずにはいられなかった。
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